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うつろう砂の戦い

「うつろう砂の戦い」から約1000年が経過した。Fandral Staghelm を苦しませた重荷でもある大悲劇が起きたのは、その戦いのさなか Silithus 砂漠の中心でのことだった。ここに記されたその出来事が最終的にかの大ドルイドの不快な素質を作り上げたのであろう。

ある時、Qiraji として知られる古代知的虫型種族が Kalimdor の大部分の支配を巡って争った。Qiraji と真っ向から戦いを挑んだのは、傲岸不遜な Staghelm とそのナイトエルフ軍の慢心だった。

押し寄せる虫の群れを食い止めるべく、父子は熾烈に戦った。Ahn'Qiraj の砦から無限とも思えるほど silithid が次々と現れ、Qiraji 侵略軍に加わった。Silithus 全土が戦場となった。

子 Valstann に前哨基地 Southwind Village の防衛を命じたことを Staghelm は後悔することとなった。痛ましいことに、Southwind Village が Ahn'Qiraj 軍に陥落させられたその日、Valstann は 命を落としたのである。

悲嘆に暮れつつも、復讐に燃える Fandral Staghelm は戦いを続けた。Silithus での敗北はナイトエルフの民と恐らくは世界に大きな損失をもたらす結果となった。

戦いは数ヶ月にも及んだ。Silithus 全土は Qiraji に占領され、Staghelm と軍は Tanaris へと後退させられた。軍が壊滅し、無数の無辜の民が殺されたことで、Fandral Staghelm を駆り立てていた驕りは完全に叩き潰されたのだった。

プライドは完全にずたずただった。Staghelm は恐怖でのみ生じるはずの胃の痙攣を再び感じた。そして、Staghelm が Nozdormu の子 Anachronos に接近し金竜族の支援を乞うたのは Tanaris でのことであった。

当初、Anachronos は一族を弱小種族の事柄に巻き込むことを拒んだ。だがそれも Qiraji が Caverns of Time を攻撃し始めるまでのことだった。Anachronos はナイトエルフの軍に参入することに同意した。

強力な金竜族ですら Qiraji の侵略軍の勢いを止めることができないことを Anachronos はすぐ悟った。50匹の虫を炎の息で殲滅しても、100匹が取って代わるのである。戦況が悪化し、靄に霞む遙か北の Feralas へと押し出される恐れから、Anachronos は竜の子供たちに知らしめることを決心した。

Anachronos はまず Ysera の一族を呼んだ。夢見の Merithra はそれに応え、そこからさらに Alexstrasza の一族と Malygos の一族に知らされた。

竜たちは Silithus の遙か上空で会合した。Ahn'Qiraj の砦上空、高度数千フィートである。

時を司る竜 Nozdormu の子、Anachronos の姿がそこにあった。

自然を司る竜 Ysera の子、Merithra が Emerald Dream から来訪した。

生命を司る竜 Alexstrasza の子、Caelestrasz が赤竜族の代表として現れた。

魔力を司る竜 Malygos の子、Arygos が青竜族の代表として現れた。

竜たちは Ahn'Qiraj からなだれ出る silithid と Qiraji の尽きることない流れを注意深く見ていた。この戦いを力尽くで終わらせることができないことがそれではっきりとした。中心となる神殿の中では、何万という Qiraji の群れが待ち構えていた。一匹が息絶えた瞬間、それを上回る数が孵化し、いつでも世界へ飛び出せるよう準備をするのである。

奇妙な気に最初に気付いたのは Arygos であった。Ahn'Qiraj 南にある巨大な神殿が、Qiraji から感じ取ったものとは異質な微弱な魔力を放っていた。どんなに挑んでも、そのエネルギーの源を発見すべく神殿の奥深くへと侵入できた者は皆無であった。それほどまでに自身を守ることができるのは、何らかの強大な力だけである。恐らく……何かが虫を制御しているのだ。何かが Qiraji さえも操っているのである。

世界がこれ以上破壊されぬよう、速やかに反撃をせねばならぬことを竜たちは理解した。慎重な協議の結果、昆虫兵の供給源やその付近にいる主要軍を食い止めるのが最善策であると決定された。

ナイトエルフと竜族双方の魂から引き出された力で、途方もなく巨大なバリアが作られた。silithid とその支配者たちを Ahn'Qiraj に閉じ込め、今後の侵略を阻止する魔法の障壁である。Ahn'Qiraj はそれ自体が監獄となったのだった。

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