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イリダン・ストームレイジ

Illidan

マルフュリオン・ストームレイジの双子の弟。ドルイドとしての高い素養を示す琥珀色の瞳を持って生まれるが、ハイボーンの魔法に心奪われカルドレイの指揮官、レイヴンクレストに師事するようになる。第一次大戦の際、魔力の虜となっていたイリダンは、永遠の泉の破壊を唱える兄とティランダを裏切り、泉が失われた場合でも魔法の力を保持できるように泉の水を僅かに保管していた。泉が消滅した余波による大破壊から辛うじて生き残ったマルフュリオン達がようやく辿り着いたハイジャルの地で目にした物は、イリダンが隠し持っていた水によって再びその姿を現した永遠の泉であった。この行為によってイリダンは数十世紀にも渡って投獄されることになる。


アーキモンドが召喚され再びアゼロスが闇に包まれた第三次大戦の際、その絶望的状況に手を貸してくれると信じたティランダによってイリダンは一万年ぶりに解放される。アーサスの介入によってバーニングレギオン(焦熱の軍団)とスコージに対抗し得る呪具『グルダンの頭蓋』を手に入れるが、その力の影響によって姿をデーモンへと変えてしまう。新たに手にした力でレギオンの軍勢を退けたイリダンだったが、その姿を目の当たりにしたマルフュリオンとティランダに長い時を経てなお過去の過ちの意味を悟っていないと糾弾され、イリダンは二人の元を去ることになる。その後、リッチキングの抹殺と引き換えに更なる力とバーニングレギオンでの地位を持ちかけたキルジェイデンとの取引に同意したイリダンは、サーゲラスの遺物を用いてリッチキングの玉座『フローズン・スローン(凍てつく玉座)』の破壊を画策するが、マルフュリオンやワーデン・メイヴの介入で失敗。ヴァッシュのナーガ軍団やケルサスに従うブラッドエルフらを率いて、ノースレンドへと進軍する。リッチキングの軍勢との激しい戦いの末、『フローズン・スローン』へと到ったイリダンはアーサスと相対し、一対一の激闘を繰り広げるも敗北。深手を負った。


キルジェイデンによる叱責を恐れたイリダンはアウトランドへと逃亡。メイヴの追跡を受け捕らえれるも、ヴァッシュとケルサスにより解放される。現在はシャドウムーンバレーのブラックテンプルに居を構え、自らをアウトランドの支配者と称している。

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